ORIGINAL

自社製品

オリジナルの糸「vanawarm」で、
出来た製品warmfarmや
富士茜を中心とした草木染め、
染色こだわった富士山染タオルのご紹介。


機能性を兼ね備えた汎用性の高い
オリジナルの糸「vanawarm」で
出来たブランドです。
お天気は良いけど肌寒い冬の昼。
そんな時にwarmfarmの商品を
身につけていると心地よい
暖かさに包まれます。

セーター

ニット帽

スヌード

手袋

ブランケット

カーディガン

warmfarmはオンラインショップから
ご購入できます。

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草木染め

 合成染料が開発されて100年余りが経ちましたが、最近、植物染料(天然染料)による染色が再び注目され静かなブームになっています。
 この背景としては、一つは、消費者の生活意識が向上し、物質的な豊かさよりも精神的な豊かさ、ゆとりのある生活を楽しみ、自己表現を目指す方向に変化してきていること。二つめは、物づくりに自分から積極的に参加し、自由で個性的な発想で物を創造する意識開発がなされてきたこと。三つめは、ファッションの取り入れ方に変化が見え、時代の風潮に合わせた付和雷同的な大衆ファッション意識が薄れ、物の選択を自己の好みに合わせるように変化してきていること。もちろん、このほかにも様々な要因があると思います。
 いずれにしても、合成染料では得ることが出来ない不思議な色彩と調和、色の深さなどを包含した自然回帰への願望と本物指向が芽生えたものであると思います。

染材の採取

 草木染は、自然の中で培われた植物を染料とする染色であり、すべての植物が染材として使用できます。
一般的に草木染で最良の染色をするためには、新鮮な染材を使用することが望ましいのですが、場合によっては採取した植物を一旦乾燥し、保存しておくことにより、いつまでも必要な時に楽しむことが可能となります。
 また、染材としての植物は、同一品種でも生育地や植物の成熟度などによって、同一の色素が抽出できないことがあり同じ色の再現が出来ません。逆に言うならば、正確に同じ色に染色できないからこそ面白味があり、時として、目を見張るような素晴らしい色が顕出されることもあるわけです。
 さて、実際に染材を採取するにあたって注意しなければならないことがあります。それは、私達が植物を使って染色することは、自然と一体となることであり、自然回帰への願いであると思います。
 染材を採取することによって自然環境を破壊するようなこと、例えば、いくら希少価値があるからといって、絶滅寸前の高山植物を採取する、といったことは絶対に行ってはならないことです。でき得れば、日常の生活の中で不用になった植物(茶殻、野菜類、剪定技等)を利用するとか、あるいは、空き地やプランター等を利用して目的とする植物を栽培することも楽しいものです。
 以下、容易に栽培できる草木染用植物の栽培方法についていくつかを紹介します。

草木の紹介

日本茜

にほんあかね

とても貴重な品種。蔓性の多年草で、根は樺黄色で乾燥すると赤黄色を呈し、アカネの名はこれに基づいています。漢方では、この根を「茜草又は茜草根」と称し、腎臓病、喀血・鼻血・血尿等の止血薬、解熱強壮に効あるといい、主として煎剤としています。根にアントラキノン系の色素であるプソイドプルプリンの配糖体を含み上代では緋の栄色に用いていました。

西洋茜

せいようあかね

葉が六葉であるところから、六葉茜とも呼ばれています。
薬効についてはさだかでありませんが、根に赤系色素のアリザリンを含んでいます。現在でも、食品の着色剤や草木染の赤系染料として用いられています。

むらさき

日のあたる原野などに自生する多年草で、根は紫色で太く、初夏に白色の小さい花をつけます。漢方では、根を乾燥して生薬の紫根とし、はれものの排膿、火傷、皮膚の荒れ止めなどに用います。幕末、華岡青洲が愛用した「紫雲膏」が有名である。根には、ナフトキノン誘導体のシコニン、アセチルシコニン、多糖類、有機酸などが含まれており、天平時代から紫の染料として用いられていました。

あい

日本における藍染めは奈良時代から続く歴史があり、海外では“Japan Blue”と呼ばれることもあります。染色には生葉染め、乾燥葉染め、すくも(蒅)染めがある。生葉染めには、最も古い方法である布に生葉をそのまま叩きつけて染める叩き染めか、すり潰した汁で染める方法があります。藍染した布は、抗菌性、消臭性に優れており、虫食いを受けにくく保存性が高いといわれています。

草木染め体験も行なっております。
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富士山染タオル

富士山は七層の玄武岩層から形成されており、富士山に降った雪や雨水が層を通過し伏流水になるには、20~30年以上の期間がかかります。そのように生成された貴重な湧き水で染めた糸を色糸部分に使用し、泉州の職人が1枚1枚丹精込めて、「にほんのタオル」に仕上げています。

山梨県の富士吉田をはじめとする郡内地域は、昔から織物産業として栄えてきました。富士吉田周辺の地下水は比較的マグネシウム、カルシウム、鉄などの含有量が少なく、糸や生地の精錬、漂白、染色の工程で使う水として適しています。特に染色は水質によって色に違いがでるというほど深い関わりがあり、富士吉田の水は硬度が低いため綺麗に染まるといわれています。

※富士山染タオルは、色糸部分に富士山のふもとで染めた糸を使用しております。その色糸を使い、大阪・泉州にて熟練の職人が丁寧に織り上げました。

富士山染タオルはオンラインショップからご購入できます。

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